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これまでの
作品たち。
 
 
 
 
 
 
 

 HK 変態仮面

観た人:mika.K
 
      「真面目」かよっ!! by 母
      「これは、これで‥‥」。by 父

NHK朝の連続テレビ小説「花子とアン」なんですけどね。
見てるんです。昨年の「あまちゃん」に続いて。

ストーリーもさることながら、
中園ミホ脚本のおもしろさ、
キャスティングの“どんぴしゃ”さ、
ナレーションの“おっかなさ”、は、ともかくも、
どれも文句なく「よい」のです。

ただし。
ヒロインのダンナ役だけがひっかかったのです。

て。
このひと‥‥「変態仮面」じゃん。と。

の、作品です。これ。

とにかく、あたくし、福田雄一監督作品に弱い。
これとか。あ、これとかも。これ&これはいうまでもなく。
しかも、脇を“まいどおなじみ”の
「ムロツヨシ/佐藤二朗/安田 顕」が固めてると聞きゃ、
そりゃ、もう「観ないで、どうするよ?」な作品なわけです。
えぇ、過去にも同じこといいました。

もちろん。
ためらい、および、恥じらい、
がなかったワケではないですよ。

観た後に
「ナニカ」を感じるのか?
「ナニカ」を考えさせられるのか?
と問われたら
否。キレイさっぱり、なにひとつなし、だ。
と答えざるをえないであろう、本作品。

いやいや、これは「大絶賛!!」の裏返しっ(ハート)。
製作陣の「全力の本気度」「“くだらなさ”の飽くなき追求」が伝わってくる、力作。

この映画を正々堂々、製作する土壌があることに
とてつもない「誇らしさ」を感じてしまうのは、
わたしだけではなかろう。

‥‥言い過ぎですか。そうですよね。たしかに。

いや、もう、なんですかね。
最後まで見終えた「わたし」に乾杯。

福田作品では毎度おなじみ、オープニングのかっこよさ、
ところどころ使われた本家?ハリウッド版スパイダーマンなみのCG(しかも観客に制作費の心配をさせるほどのクオリティだ)、
片瀬那奈さんの怪演(絶賛!!)、
相変わらずな二朗さん、
なにげにかわいいヒロインの「愛子ちゃん」。
なにより、
完璧ボディとアクションシーンをこなした主人公「色丞狂介」役の鈴木亮平さん。あんた、いったい「どういうつもり」なんだ?
などなど、見どころは満載。

 

あえていえば、
大人数でわーわー言いながら、
つっこみ入れまくるのが一番楽しいかも。
シラフじゃなければ、5割増で盛り上がること必至。
このノリを共有できるひとたち、ってのが最低条件ではあるけどね。

 

ちなみに。
変態のなかの「ド変態」戸渡先生を演じる、ヤスケン。

気配を消して、
すっと背後から現れ、
さらっとぶわっと「ナニカ」をまき散らし、
最期に、ぜんぶ「もっていく」。
それが、福田作品におけるヤスケンの役どころ。

主役を食うなよ、まったく。

 

さらに、ちなみに。
「脚本協力:小栗旬」のクレジットがあるのは、
実は、彼こそがこのマンガの実写化を熱望していたが
「オトナの事情」でキャスティングがNGだったため、
という裏話があるとか、ないとか。

 

ということで、最後に「踏み絵」です。
これが「許せるか/許せないか」がリトマス試験紙となります。
さあ、どうぞ。

しょーがないなー。
「佐藤二朗/安田 顕/ムロツヨシ」3巨匠のおまけ

「タイトル」だけで、
この作品を受け止める度量のあるひと。
※ちなみに[PG12]作品です

に、おすすめします。

 

HK 変態仮面
出演:鈴木亮平, 清水富美加 ほか
監督: 福田雄一
2013年

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